台風襲来

皆さま こんにちは!!
営業企画部 吉田(航空自衛隊OB)です。
さて、例年になく東北地方を襲う台風の多い年となっております。
先月30日、岩手県大船渡市付近に上陸した台風10号は東北・北海道の各地特に岩手県に大きな被害をもたらしました。
実は同時期に9号、11号と計3個の台風が発生していたのですが、まず最初に接近してきたのは11号で、その次に9号!
順番が変わっていますが、台風10号は発生から沖縄沖まで南下しそこから北上に転じた珍しい台風でした。

(出典:気象庁ホームページ)

山地の多い岩手県では道路が寸断され孤立する個所や川の氾濫により多くの人命が奪われる事態となりました。
幸い青森県では人命にかかわる被害はありませんでしたが、三沢でも過去にない程の豪雨と強風が吹き荒れました。次の表をご覧ください。台風10号が通過時の降雨と風の状況です。

17時頃から風が強まり、19時に一気に雨が強くなり20時には雨、風ともにピークに達します。
そして21時には台風が通り過ぎ雨、風ともにおさまり先ほどまでの状況と一変穏やかな天気に戻っています。
私は、三沢に襲来する台風がどんなものか屋外で撮影しておりましたので、その時の映像をYouTubeにアップロードしておりますので
 ⇒  20160830_台風10号 at 三沢市  で検索してください。
場所は、三沢市公会堂です。映像の途中には稲光も発生しておりました!!
関東以南と異なり「雨戸」などの台風に対する備えがほとんどない地方ですので家屋に被害があった方も多いのではないでしょうか?
私も航空自衛隊に在職中、遠くは沖縄から九州、関西、中部、北陸、関東(硫黄島を含む。)の各基地(残念ながら四国には航空部隊の基地がありません。)勤務している間に何度か台風に遭遇しました。
台風による家屋被害で多いのは、強風で飛ばされてくる色々な物が窓にあたってガラスが割れる被害です。
そこで力を発揮するのが「雨戸」です。ただ、エアコンがない家屋で雨戸を閉め切ると室内温度はみるみる内に上昇しまるで蒸し風呂状態!!
台風が過ぎ去るまでの間、ただただ耐え忍ぶだけの経験が今も鮮明に思い出されます。
ただ、台風の襲来がほとんどない北東北地方で「雨戸」を備えている家屋は少数です。
逆に北東北地方は、寒さ対策のため、二重窓が施されている家が多数です。
二重窓はある程度の強度と断熱・防音の機能を持っています。
当然、飛散物の直撃などに対する防護では「雨戸」には及びませんが強風だけならば耐えられるものが多いと考えられます。
今回の台風10号のように青森県を直撃する台風がこれから増えるのかはわかりません。
台風が接近してくる際は、家屋や周辺に飛ばされやすいものはないかよく確認し対策することが重要です。
一般の家屋では、屋根や外壁の備えも大事です。
長年放置された屋根葺きや外壁の劣化や痛みは思わぬ被害をもたらす可能性があります。
現に台風10号の強風と豪雨で被害を受けられた家屋も少なくはありません、
やはり長年手つかずの家屋は塗装や修繕などに、気配りが必要です。
弊社では、塗装や修繕はもとより、窓の二重化など沢山のリフォームプランを定期的に情報発信させていただいております。 https://www.36net.jp/free-page/s-h-1214/1852

特に塗装では、塗装前の洗浄から高品質な洗剤を使用し耐久性に優れた塗料による施工を格安でご提供できます。また、台風被害に対する保障も充実した火災保険もご提案させていただいておりますので、ぜひ、ご相談ください。
さて、気分一新していただくため、空自OBとして外せない三沢基地航空祭の話といたします。
今年は好天に恵まれ9月約8万人(主催者発表)もの観客が来場されました。
皆さんのお目当ては何といっても『Blue Impulse』の曲技飛行!!
世界でも有数のアクロバットチーム「空のドルフィンことT-4練習機」を駆るブルーの妙技が冴えわたりました!


今年はリオオリンピックの年でもあり、2020年開催の東京オリンピックに向けて大いに期待が膨らむ飛行でもありました。
1964年の前回東京オリンピックでは、快晴の国立競技場上空に見事な五輪の輪を描いたF-86F戦闘機で編成されたブルーインパルス
あの再現があるのではと大いに期待される出来栄えでありました。2020東京の上空にその雄姿を是非見たいものです。


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