設計監理部の成田です。

省令準耐火構造をご存知ですか？

最近はよく省令準耐火構造とよく聞く様になってきましたが、これをやる事によってどんな事が起きるのでしょう？

それはずばり！！火災保険料が安くなります！！

分かりやすく例をあげてみると・・・

【例】

建築地：青森県

建築面積：35坪

建築日：1,800万円

保険金額：1,800万円

保険期間：35年一括

上記の例の場合だと一般の構造だと保険金額が約90万円です。

しかし省令準耐火構造にるると・・・約33万です ！！　

約57万円の保険料の減額となります！！

ただし、省令準耐火構造にするには一般構造では使わない資材を使ったり、手間が増えたりと保険料は安くなりますが工事金額は増額となります。

たとえば火災が起きた時にほかの部屋へ火が回らない、回るのを遅らせる様な対策が必要です。

具体的には下の写真の様に内部の間仕切り壁部分の天井裏に不燃材を入れたり。

スイッチボックスを通常はプラスチック製のを使いますが鋼製のものを使わなければなりません。

上の二つは一例ですがこの様に工事費が増えてしまうのは事実です。

しかし！！トータルで考えた場合、工事費が高くはなるが、火災保険料が安くなり、万が一火災が起きた場合でも燃え広がりにくくなりますので建築されるお客様にとっては非常にメリットの大きい事だと思われます。

是非ご検討を！！